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鋸山登山

 2005年11月05日に鋸山に行ってきました。ここは千葉県ではまあまあ有名な観光地であり、休日になると多くの家族連れの方で賑わう。ここは山頂からの光景以外にも、日本一大きな大仏など見どころが多い。山頂までは車やロープウェイでも行くこともできるが、それでも階段が多くキツいので動きやすい服装で行った方が良いだろう。さてそれでは、鋸山の光景をご堪能あれ。


・11時18分

 木更津駅でW氏と待ち合わせし、浜金谷駅に到着。なおW氏は東京を8時くらいに出発している。ここ鋸山は東京から3時間くらいで来れるようだ。ただし電車で来る場合、君津以南の内房線の本数が少ない。帰りの時間には気をつけよう。

 さて山頂まではロープウェイで行くことができる。料金は片道500円、往復900円。今回は ケチっ 健康のためにも山頂までは登山道を使って登ることにする。

鋸山-浜金谷駅周辺
駅からちょっと歩くと、すぐ海が見える。
鋸山-ロープウェイ
山頂まで続くロープウェイ。
  

・11時30分

 登山開始。ロープウェイの脇を通り過ぎ、登山道へと向かう。なお浜金谷駅からの登山道は何本かあるが、こちらはマイナーな道だったようだ。階段はあるが、草はぼうぼう、一部道が荒れかけている・・・。いつも地図も持たず、行き当たりばったりで行動してるからなあ。でも登山道は神秘的な感じがあり、とても良かった! 体力に自身のある方はロープウェイなど使わずに是非この道を使って登ろう!!

鋸山-登山道入り口
登山道入り口。
結構分かりにくい場所にある。
鋸山-登山道1
登り口の光景
どこか神秘的な感じの道だ。
  
鋸山-登山道2
シダが多く、原生林って感じかも?
鋸山-登山道3
空気も澄んでいて、気分がいい!
  
鋸山-登山道4
そういえば、道が荒れてきたぞ・・・
鋸山-登山道5
うわっ、コレ進めるのか!?
  

・12時30分

 ロープウェイの山頂駅付近に到着した。ここが鋸山の山頂、標高329m。登り始めて1時間。写真撮りながら登ったので結構時間がかかってしまったが、程よく良い運動できた。この時期(11月)でもそこそこ汗が出てくるので、着替えやタオルは必要だろう。なおロープウェイを使わずに登ってくる観光客は結構いた。大学生くらいの団体や、60代のご年配の方まで幅広い年齢層の方が登っていた。どこにでも酔狂な人はいるものだな。

 山頂駅では猫がいっぱいいた。なぜこんな場所に猫がいるのか? たぶん餌を与える客が多いのだろう。そのためかかなり人なつっこく、近寄っても逃げようとしない。とりあえず猫の写真と、山頂の看板を撮影しておきました。

鋸山ロープウェイ山頂駅の猫
山頂駅の猫。なぜこんなにいるんだ?
鋸山山頂の看板
ついに山頂に着きました!
  
  
  

- それでは山頂からのパノラマをご覧ください -

鋸山山頂の光景1 鋸山山頂の光景2
  
鋸山山頂の光景3 鋸山山頂の光景4
  
鋸山山頂の光景5 鋸山山頂の光景6
  

・11時50分

 鋸山には見どころが幾つかある。日本一大きな大仏や、石切り場の地獄のぞき、などなど。なおこれら鋸山日本寺境内に入ろうとすると、拝観料(600円)が必要となる。ちょっと高いけど、一見の価値はあるので気前よく払って入場しよう! なお境内は広い上に階段が多く、全部見ようとするとかなり疲れる。実際、ロープウェイを使わず山を登ってきた以上に疲れた! 途中、膝も笑っていた・・・。体力に自信の無い方は、全部見ようと思わない方が良いだろう。

鋸山日本寺・日本一の大仏の看板
日本一大きな大仏と書かれた看板
境内には西口から入りました。
鋸山山頂の看板
ここからは観光客が多い。
こちらはジャージ姿なので微妙に恥ずかしい。
  
十州一覧台・浅間神社
十州一覧台の浅間神社。
さっきの山頂と同じくらい、眺めが良い。
不動滝
不動滝の不動明王。
この下には滝じゃない滝があった・・・
  
トンネル?
こういうトンネルも幾つかあった。
不動滝
なぜか首が取れてる石像が多い。
  
弘法大師護摩窟
弘法大師護摩窟
通天窟
通天窟
  
日本寺仮法堂
日本寺仮法堂
山頂から結構な距離を下ってきたなあ。
心字池
心字池。ここが境内の最下層。
下りだけでも相当疲れた・・・
  
四方竹
四方竹
ハァハァ、もう疲れた・・・
乾坤稲荷
乾坤稲荷
どこかでか休憩しよう・・・
  

・12時30分

 あ~、こええ(訳:疲れた)。とりあえず日本一の大仏前にはベンチがあったので、休憩することにした。で、休憩ついでに一杯。なお境内ではビールは売っていない。実はコレ、私が持ち込んだものである。昨晩に冷凍庫で半分凍らせておいたので、まだキンキンに冷えている。いい運動して、いい汗かいた後なので、発泡酒でも非常にウマい! ビールが苦手なW氏もウマいウマい言って飲んでましたよ。これ以上のない、一杯でした。

  
日本一の大仏
日本一の大仏
写真では分かりにくいけど、本当にデカい!
大仏様の前で一杯
大仏様の前で一杯!
バチ当たりな・・・
  

・12時50分

 さてと十分に休憩もとったことだし、地獄のぞきめがけて階段を登るとしますか。発泡酒分の重量もなくなったためか、それともアルコールエンジンに火がついたためか、心なしか足取りも軽い。さて、一気に上まで登るぞ!

  
百躰観音
百躰観音
 
あせかき不動
あせかき不動
私の方が汗かいてます・・・
  
千五百羅漢
千五百羅漢(一部だけ)
奥の院無漏窟
奥の院無漏窟の像
  

・13時40分

 ついに石切り場に到着! ここでは見事に平面に岩が切り取られた崖が見られる。この崖がまるで鋸の歯のように見えることから、ここが「鋸山」と呼ばれているとか? さらにここには名所「地獄のぞき」がある。ここからの光景は思わず足がすくむほど怖いが、ぜひ一度は見てみた方がよいでしょう!

  
二天門
二天門。この先に石切り場がある。
展望台
展望台は平面に切り立った崖になっている。
  
  
  

地獄のぞきで記念撮影。バンザイしているアホな奴が、私である。

地獄のぞき
地獄のぞきで記念撮影

 ちなみにここから下を覗くとこんな光景がっ! バンザイしている場合ではない。というかここでは皆足がすくんでいるようで、余裕かましているのは誰一人としていない・・・

地獄のぞきから見える光景1 地獄のぞきから見える光景2
  
  
  
  
地獄のぞき・下からみた光景
下から地獄のぞきを見るとこんな感じ。
百尺観音
地獄のぞきの下の辺りには百尺観音がある。
  

・14時00分

 ようやく帰路につくことにする。なお帰り道もまた、ケチって 健康のためにも登山道を使って帰った。帰りのルートは登りとは違うルート、日本寺境内の北口からの登山道を使って帰ることにした。これで鋸山はほとんどの道を制覇したことになる(はず)。

鋸山下山口
ここから下山する。
なお通常はこちらのルートから登ってくるらしい。
鋸山-登山道6
こちらのルート階段は苔が多く滑りやすい。
足元に気をつけて下りなければ。
  
鋸山-登山道7
切り立った崖に、つり橋。
鋸山-登山道8
幾何学的な崖だ。なぜにこのような形に?
  
登山道入り口
ようやくふもとに着いた。おつかれさま~。
  

・15時00分

 浜金谷駅に到着。あ~、疲れた! 登りはじめたのが11時半なので、3時間くらいは歩き続けたことになる。明日は筋肉痛だな・・・。とりあえず、帰りの電車でビールを一杯、木更津に着いてからは日本酒をいっぱい飲んだ。こういう疲れた後の酒はうまい! 至福のひとときである。

  
浜金谷駅から見た鋸山
浜金谷駅から見た鋸山。
確かに鋸のような形をしている。
  
鋸山登山道の案内板
鋸山登山道の案内板。車力道は次にチャレンジしてみよう。
というか、我々が登った登山道は書いていないのはナゼ?

 


 これで鋸山の写真は終わりです。みなさんいかがでしょうか? 階段が多く、元気のある人限定となりますが、景色がよくておススメですよ。登山道も1時間もあれば登れるし、ジーンズに運動靴でもOK。気軽に登山を楽しみたい人にもお勧めします。


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更新 : 2005/11/06